アルフレッサは、2026年5月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第6回 スマートシティ推進EXPO」に出展しました。本展示会は「自治体・公共Week2026」内で開催された専門展示会の一つです。
スマートシティ推進EXPOは、スマートシティの実現に向けた最新技術やソリューションが一堂に会し、自治体・官庁・議員・企業などが全国から来場する展示会です。自治体・公共Week全体の来場者数は、3日間合計で20,281名にのぼり、課題解決に向けた情報収集・比較検討の場として大きな注目を集めました。
アルフレッサは、医薬品流通を担う社会インフラ企業として、災害時にも機能する医薬品供給モデルを自治体の皆さまと共に考える機会として、本展示会に出展しました。
出展内容:災害にも強い新しい医療インフラを具体的に提案
今回のブースでは、災害時におけるインフラ寸断や、医薬品供給を継続する上での課題に対し、自治体との連携を前提とした取り組みを紹介しました。
災害支援コンテナファーマシー
災害支援コンテナファーマシーは、大規模災害発生時に被災地へ迅速に設置できる、調剤機能を備えた可搬型の医薬品供給設備です。貨物用コンテナを改造し、医薬品の保管・取り扱いに必要な設備(保冷設備、発電機等)を搭載。約1,500種の医薬品を搭載可能で、防犯性・耐久性にも配慮しています。道路寸断や停電などで通常の流通が機能しにくい状況下でも、現地での受け渡しや運用まで見据えた供給拠点として、医薬品を届ける体制づくりに貢献します。ライフライン復旧後も支援拠点として活用できます。
当日は、実機に近いサイズ感でコンテナ外観を再現した展示を実施しました。内部設備も含め、来場者に具体的な活用イメージを持っていただけるよう工夫しました。
いざという時に、どこに、どう設置し、どう運用するのかといった検討を進める上で、実装を想起できる展示として、多くの関心を集めました。
ドローンによる医薬品配送(機体展示)
ドローン配送は、道路寸断や大幅な迂回が発生する場面でも、医薬品を届けるための代替手段として期待されています。離島・へき地のラストワンマイル課題への対応に加え、平時から定期配送として運用することで、関係者の役割分担や安全面を含む運用スキームを磨き、災害時にも実際に使える仕組みとして機能させることを目指しています。
当日は、アルフレッサが静岡県川根本町において、株式会社エアロネクストおよび株式会社NEXT DELIVERYと連携し、平時から定期配送として実装している医薬品配送の取り組みを紹介しました。
自治体関係者を中心に幅広い対話が進む
会期中、アルフレッサのブースには自治体職員を中心に、市議会議員、官公庁、企業関係者など多様な方々にお立ち寄りいただきました。医薬品供給は平時の地域医療を支えるテーマであると同時に、災害対策やまちづくり政策とも直結するため、施策を検討・推進する立場の方々からも注目されていることがうかがえました。
また、来場者とのヒアリングでは、技術への関心に加えて、実装に向けた現実的な課題が数多く挙がりました。特に、中山間地域や離島を中心にラストワンマイルの課題認識が強く、ドローン配送とコンテナファーマシーの組み合わせに対する関心が高い傾向が見られました。また、具体的な導入イメージを知りたい、自治体内で検討したいといった声も多く、検討が実装フェーズへ進みつつあるニーズが一定数存在することも確認できました。
出展を通じて:自治体との対話を起点に、実効性ある仕組みへ
災害や人口構造の変化により、医薬品供給を取り巻く課題は年々複雑化しています。アルフレッサは、医薬品流通という基盤に加え、テクノロジーや新しい運用の形を掛け合わせながら、地域の状況に即した医療インフラのあり方を自治体の皆さまとともに検討し、実装につなげていきます。
アルフレッサは今後も、平時から活用でき、災害時にも機能する持続可能な医薬品供給体制の構築を通じて、地域社会の健康と安心に貢献してまいります。